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物流システムの導入で解決できるトラックバースの問題とは

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物流における典型的なトラブルとして、トラックバース周辺の問題が挙げられます。この記事では、トラックバースの意味、起こり得る問題と解決方法について紹介します。

物流のトラックバースとは?

トラックを停めるスペースを指す

トラックバースとは、荷卸しの際にトラックを停めておくスペースのことを指します。言葉の由来は、船舶が貨物の荷卸しをする場所を指すバース。トラックバース、もしくは単に「バース」と呼ばれることもあります。

トラックバースとトラックヤードの違い

トラックバースに似ている言葉で「トラックヤード」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。トラックヤードは、より広いエリアを指すことで、トラック含む運搬用の車両が積替え作業をする敷地全体を表す言葉です。トラックヤードのなかにトラックバースが含まれています。

物流のトラックバースで起こる問題と解決方法

ドライバーの待機時間が発生する

荷卸しの場であるトラックバースは、トラックの往来やトラックが集中する場所です。トラックが一度に何台も集まった場合、待機時間が長くなり、配送効率が低下します。ドライバーにとっては、仕事ができない待ち時間が発生してしまいます。タイムロスといえるでしょう。

待機時間が長い場合、休憩扱いになったり、終業時間が遅くなったのにもかかわらず残業代が支払われないなど、ドライバーに負担がかかっているケースも。 対処法として、物流システムの導入挙げられます。トラックバースに入る時間をあらかじめ予約しておくことで、一度に集中するのを回避できます。

業務効率の低下

トラックバースに、いつ、どのくらいトラックが集中するのかを予測するのは困難です。当日の物量や交通量など、定量的ではない部分に左右され、場合によっては非常に多くのトラックが一度に集まることも。

また、トラックバースやトラックヤードにトラックが入り切らない場合、周辺に交通渋滞が発生する可能性もあります。トラックの配送業務に影響するだけでなく、近隣住民やトラック以外の車両にも迷惑をかけてしまいます。

対処法として、トラックを密集させない受け入れスケジュールの作成が挙げられます。また、スケジュール作成だけにとどまらず、リアルタイムで状況を共有できるシステムを導入すれば、必要に応じてフレキシブルな時間調整も可能になるでしょう。

物流システムを導入してトラックバースの問題を解決しよう

待機時間の発生、作業効率の低下、周辺に渋滞が発生するなど、多くの問題が引き起こされる場所であるトラックバース。物流システムの導入し、トラックバースへ集まる時間をコントロールすれば、改善に期待できます。作業効率向上だけでなく、ドライバーの負担を軽減できる可能性があるので、問題を抱えている人はシステムの導入を検討してみましょう。

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