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物流システムを語るうえで重要なのが、帰り荷です。トラックで荷物を送った後には、空になったトラックをそのまま走らせるのではなく、別の荷物を積んで走らせるほうが効率的だからです。本記事では、帰り荷の課題や解決方法について解説します。
帰り荷とは
帰り荷とは、荷物を積んだトラックが荷物を配達後、空になった際に別の荷物を積んで帰ることです。行きだけ荷物を積んで帰りは空のままになると、輸送効率が低下し、無駄が生じるおそれがあります。そのため、輸送する際には、帰り荷の確保が輸送効率の向上につながります。
帰り荷の課題
荷物を選ぶ必要がある
帰り荷を運ぶ際には、荷物を選ぶ必要があります。たとえば、機械の部品などを運んだ場合には、帰りに食品を載せることはできません。
また、においの強い製品を運んだ後には、におい移りを避けたい製品を積むことが難しくなります。そのため、帰り荷として積める荷物の種類には制限があり、必ずしも常に積載できるとは限りません。
距離の問題
荷物を運ぶ場所が近いのに帰り荷を積載する場所が少し離れていたり、荷物を積むのに時間がかかったりしてしまう場合は、空のまま帰って次の仕事をしたほうが効率的な場合もあります。
帰り荷のために長距離を移動すると、配車の効率が悪くなり、非効率になる場合があります。さらに燃料の高騰や高速道路の値上げなどもあり、無駄な荷物の積載は、輸送コストの増加につながります。
ドライバーの労働時間の削減
帰り荷を積むことで、運送ドライバーの労働時間がオーバーしてしまう可能性があります。また、トラックドライバーの労働負担を考えると、帰り荷がなく、余分な寄り道をせずにまっすぐに帰るほうが効率的なケースも増えています。
帰り荷の課題の解決方法
共同配送
納品先の荷主が協力して、共同配送ルートを築くことで、帰り荷の確保がしやすくなります。とくに定期的な配送ルートを回るトラックであれば、より帰り荷の確保がしやすくなるでしょう。さらに、共同配送となれば荷主の負担も削減できます。
物流システムの導入
物流システムを導入することで、配車効率が高まります。たとえば、帰り荷は積み込む時間帯や場所によっては非効率になってしまいます。
配車効率が悪くなると、その分ドライバーの労働時間が延びたり、利益率が下がったりするでしょう。しかし、物流システムによって適切な配車を行うことで、無駄を抑えて荷物を運べます。
物流システムを導入して帰り荷の課題を解決しよう
本記事では、物流における帰り荷の課題について解説しました。場合によっては帰り荷を積まないほうが効率的な輸送ができることもあります。また、適切な帰り荷の確保が難しいのも大きな課題です。
しかし、物流システムを導入することによって、帰り荷の確保や無駄のない配車が可能になり、業務を効率よく進められます。
効率を上げつつドライバーの負担を軽減するためにも、ぜひ物流システムの導入を検討してみましょう。



