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物流システムの導入は様々な問題の解決の可能性を秘めていますが、システムも多種多様。
様々な分類方法がありますが、クラウドとオンプレミスで分けることも可能です。
導入するシステムを決めるためにも、まずはそれぞれの違いを把握しておきましょう。
オンプレミスシステムとは?
オンプレミスのシステムとは自社内で環境を構築するシステムです。
自社内に物理サーバーを構えることで、クローズな形での運用が可能。
物流業者の多くは、オンプレミスのシステムは用意しているのではないでしょうか。
オンプレミスは自社でシステムを構築しますので、管理もすべて自社で行います。
メリットとしてはあくまでも自社のものですので、システムのカスタマイズは誰の許可も必要ありません。
自社にとって使いやすいスタイルへとマイナーチェンジを繰り返す自由もありますので、スタッフの意見を聞いて使いやすいよう改良することが可能です。
デメリットとしては、自社でサーバーを構えるのですべての面に於いて自社の責任です。
例えば災害が起きた際、自社サーバーに何らかの影響が出たとしても自社で復旧作業を行わなければなりません。
また、各種設定など基本的にすべて自社で行うことになります。
クラウドシステムとは?
自社にサーバーを設置するオンプレミスに対し、サーバーはレンタル。
インターネット上の空間を利用するものなので、インターネット環境があればすぐにでもサービスを開始できるものもあります。
オンプレミスのような自由度は提供する会社次第ではありますが、あくまでも「借りているサービス」なことから、災害時の復旧、セキュリティ、導入費用の安さがメリットです。
クラウドとオンプレミスの違いを覚えて自社にマッチしたシステムを導入しよう
ネット環境さえあればどこからでも利用できるクラウドと、自社でシステムを用意するオンプレミス。
この点が両者の違いになります。
どちらが優れているとかではなく、自社にマッチしているのはどちらなのかを考えると良いでしょう。